パチンコにおける期待値の出し方
パチーノでございます。
稼働ができていないので本日はパチンコにおける基本的な期待値の算出方法を端的に分かりやすく綴ってみよう。
スロットで稼いでいてもパチンコについては素人に毛が生えた程度の知識で打っている知り合いが多かったし、私もそうだったことから、同様の人の参考になれば幸いだ。
また等価全盛の時期と比べてホールの状況も良くなっていると思うから、スロット専門の人も引き出しを増やす意味で少し勉強してみては。
◾️ボーダーとは
私がパチンコのことを真面目に調べたきっかけがある。
スロプー時代のことだ。
ハイエナの合間に仮面ライダーの内部的なST中の潜伏確変を探すのが日課だった。
その日もパチ屋を一周していると兼業だけどスロットで稼いでいる知り合いが仮面ライダーの島にいた。
軽く二万発は炸裂させていたので声をかけてみた。(負けてそうな時はスルーする場合もある)
パチーノ「どうよ」
知人「7連の後にちょっとハマって15連ですわー」
パ「すげーなー」
知人「しかも結構回ってるからお前も打てよー」
パ「マックスタイプは怖いなぁ どんぐらい回ってんの」
知人「18ぐらい回ってるからボーダープラス2ぐらい」
パ「それで期待値どんぐらいになるの」
知人「分かんないけどマイナスにはならないだろ」
こんな会話があった。結局怖くてその日は打たなかったんだけど、その出来事がきっかけでパチンコの期待値について調べてみた。
そもそもボーダーとは1000円毎の回転数における損益分岐点の事である。これは周知の通りだろう。
これは解析サイトや雑誌なんかで簡単に数字を調べられるだろうが、全くあてにならない。
出玉の状況が違うからだ。
確率通りに大当たりを引いた時にプラマイゼロになるラインという事になる。
例えば300分の1、確変50%、時短100みたいな台があったとする。
確変や時短の引き戻しを加味したうえでの、一回の大当たりを引くのに必要な通常回転数は100回転とする。これをトータル確率という。
トータル確率100分の1のこの台における一回の出玉が1250発とする。
すると5000円で100回転がボーダーとなり1000円あたりのボーダーは20回転となる。
出玉が1500発取れれば6000円で100回転がボーダーとなり、1000円あたりのボーダーは16.5回転となる。
これがボーダーの考え方だ。
◾️期待値について
ここからが期待値の算出になる。
前述のトータル確率100分の1 、出玉1250発、ボーダー20回転の台で検証しよう。
これがボーダープラス2の1000円あたり22回転とする。
100回転回すと5000円の出玉を得る事ができる。
100回転÷22回転=4.545となる。
4545円投入すると100回転回す事ができ5000円の出玉を得ることができる。
これにより通常時100回転毎の期待値が455円となる事がわかった。
朝一から夜まで打って通常時を2000回転回せるとすると、455円×20で9100円の期待値であることがわかった。
等価のボーダー+2回転は1日打っても1万円ぐらいにしかならないのだ。
ただしこの回転数については人によって大きく異なる。
保留マックスになりそうな状態やステージに乗った時などにこまめに止めることによって最大限の回転数を求めることができる。
出玉に関してもそうだ。
大当たり中のラウンド間を止めたり、ラウンド終了後間際に追加でアタッカーに入れられるよう、チョロ打ちからフルスロットルで打ったりすることにより出玉の最大化を図ることが可能だ。
また電サポ中の止め打ちもそうだ。
当時の優秀な台で電サポ一回転につき4発ぐらい増やすことができた。
1日20回当たりをひくとして、電サポ中の大当たりが40分の1とすると、電サポ中に800回転となる。
よって電サポ中だけで3200発増やすことが可能だ。
当然一回あたりの出玉が増加されることによってボーダーが下げられる。
このような細かい工夫を重ねることで一般の人と比べ1日で3万円程度の期待値の差が生まれることになる。
この内容は私が現役時代の約10年前の話で蒼天の拳、水戸黄門あたりがメイン機種だった。
今の機種に通用するかは分からないが参考になればと思う。
ではでは