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パチーノ日記 パチスロ、株、フリマ

元スロプーのサラリーマンがパチスロ、ハイエナ、株、フリマ、楽天ポイント、節税を駆使して日々副業収入を発信しています。

パチーノ物語 第6章 (養分 多重債務者 貧乏学生生活)

パチーノでございます。

 

私の半生を振り返るパチーノ物語の第6章だ。

 

前回は多重債務者となった私が消費者金融の借入枠増加と同時にお金を引き出しアラエボで9000枚炸裂させた所まで綴った。

 

この時点における借金は以下のとおり。

奨学金 180万円

バイクのローン 50万円

消費者金融A  30万円

消費者金融P  40万円

クレカキャッシング枠 10万円

バイト仲間 毎月1-2万円を借りては返し

クレカによる通常の買物 変動

総額 310万円

 

 

 

消費者金融Aの借入枠上限が20万円増加したことにより軍資金を手に入れたパチーノはすぐに5万円を引き出しアラエボで9,000枚炸裂させた。

 

一晩中アラエボのBGM、ビッグ冒頭のピッポッパッポーが脳内で鳴り響いていた。

 

給料日にも関わらず自由に使えるお金がほとんど無い状態で突如として15万円以上の大勝ちを果たした私は興奮冷めやらぬ中、一晩中次回のスロットの事を考えていた。

 

少し冷静になった部分もあった。

 

天井などの概念は理解していたものの普段は適当にパチ屋へ行き、適当な台に座ったり浅いゲーム数から一回当てるまでと期待値の無い天井狙いをしていた。

 

 

普段なら適当に打って2~3,000枚も出れば満足していたが今回は月一のイベント日に朝一から稼働して9000枚出したこと。

 

 

軍資金が乏しいことから、朝から打ち切るというよりは一回当てて一撃でなんとかなってくれ。という意識でいたが今は軍資金が15万円もある。

 

 

イベント日に朝一から高設定を打ち切るスロプロっぽくなれるのではないかと思い始めたきっかけだった。

 

 

9000枚出たアラエボの設定は分からないし、設定差のある部分も知らずになんとなく打っていたがあの台は6だったと確信していた。

 

初心者特有の出れば高設定と決めつける謎の自信だ。

 

実際にアラエボ高設定だった可能性もあるが月一イベントの盛り上がりは異常な過熱感と出玉感だった。

 

こんな熱狂の中また炸裂させることを想像し、その為にはどうすれば良いか考えるようになり立ち回りが変化した。

 

イベント日に軍資金が尽きていては大勝ちのチャンスを逃す事になる。

 

通常営業はハイエナやゾーン、リセット狙いに徹して軍資金を貯めイベント日に全ツッパというスタイルに変わっていった。

 

ハイエナと言っても養分だった私には徹底して期待値を追う事はできず、700から打たなければ行けない所を500から打ったりとかなり甘い動きをしていたものの、それでもなんとなく形にはなっていた。

 

気分は憧れのスロプロになっていたため良い台が無く何も打たずに店を後にする自分がプロっぽいな。とか周りの客や店員にプロだと思われてるかな。と意味の分からない思考をしていたと思う。

 

当時の私はスロットのことばかり考えていてスロプロなど夢の職業であったのだ。

 

そこに自分が片足を突っ込んだつもりになり気分が良かった。

 

 

軍資金が15万円あったことと、たまたまハイエナが上手く行っていたこともあり新たに借金をすることなく生活費の支払いはなんとかなっていた。

 

この時のハイエナで印象に残っているのは、番長、秘宝伝、銭形、鬼武者、ナナカフェ、麻雀物語、鬼浜あたりが多かったと記憶している。

 

そしてその頃からバイト先のシフト希望を5のつく日は全て休み希望にした。

 

バイトが居酒屋だった事もあり金曜日や土曜日が重なると休めなかったがそれ以外は休みを取るようにした。

 

 

数週間もハイエナに縛られ、ただでさえ学校とバイトでそれほど稼働できていなかった状態でのイベントは楽しみで仕方なかった。

 

学校の都合夕方ぐらいからの稼働も多かったがイベントが休日と重なった時なんかは前日から何を打とうか。と翌日に訪れる熱狂に思いを馳せていた。

 

また当日の抽選におけるスロプロであろう猛者達が何やら談笑しているのを眺めながら妙なライバル心を覚えた。

 

闇金ウシジマ君のフリーター君編に書かれていた開店前に缶コーヒーを飲みながら攻略を考える時間が好きだった。みたいな心境は共感できるな。

 

◾️闇金ウシジマくん

養分や債務者の心境が上手く描かれていておすすめです!

 

 

こんな立ち回りっぽいことを始めてからはそれほど負けなくなった。今までは軍資金がごく僅かだったことと、その軍資金が尽きるまで期待値の無い台を打ち続けていたのが、イベント以外はハイエナっぽい事しかしておらず稼働自体も減っていた。

 

 

たまに設定狙いで打ちに行ってもハイエナが習慣化していたことから何か打ちつつも店内を徘徊しながらハマり台が空けば移動。という動きも結構あったかな。

 

 

そんなこんなで手元の資金は増減を繰り返しながらも少し生活は安定していた。

 

 

しかしそれも長く続かなかった。

 

ハイエナに徹してはいたものの浅めのゲーム数から打ち始めることも多かったし、やはり四号機のストック機である事から波も激しいのだ。

 

秘宝伝ではバケしか引けない、銭形でも天井バケの天国スルー、番長では天国に上がらない1G連しない、そんなヒキ弱な時期が続きすぐに危険水域に。

 

 

そんな中迎えたイベントに朝一から参戦し大好きな番長で天井二連発。

 

店の傾向と状況から全台高設定島であろうと思われたが軍資金が底を尽きた。

 

周りが炸裂させている中自分だけがタコ負けしている状況に理性は失われ熱くなっていた。

 

 

迷わず消費者金融へ行き3万円程度お金を借りてしまった。

 

 

この日は結果として10万円ほど投資した後に夕方から5000枚程度吐き出し奇跡的にプラマイゼロでフィニッシュした。

 

 

手をつけてはいけないお金で不思議となんとかなってしまう悪運が続いていた。

 

 

アラエボで9000枚出した時もそうだったがやはり一台を一日中打ち切り大量の出玉を流すのが一番充実すると再認識した。

 

 

それぐらいから、近所でしか打っていなかった私がイベントを求めて別のエリアに行き朝一から稼働できる日を増やそうと考え始めた。

 

 

今日はここまで。

 

ではでは